こんにちは。とおやま犬猫病院の院長、遠山伸夫です。
この4月から当院にも新しいスタッフとして、動物看護師の三浦が加わりました。
三浦は専門学校のドッグトレーナーコース専攻だったので、
犬ちゃんのしつけなどの知識を飼い主さんへお伝えできればと考えています。
また、動物看護師としてこれからしっかりと学んでいきますので、
温かく見守って頂ければ幸いです。
さっそく、動物看護師の三浦に犬ちゃんのしつけでよくご相談を受ける、
「子犬ちゃんの甘噛み」の対策について、本ブログで紹介してもらいます。
初めまして、4月からとおやま犬猫病院の動物看護師として働いている三浦です。
本ブログでは、犬ちゃんのしつけを中心に担当しますので、よろしくお願いしますm(_ _)m
今回は動物病院でよくご相談を受ける、
子犬ちゃんの甘噛みをどのように直していくかをご紹介します。
子犬ちゃんの甘噛みはそんなに痛くないため、つい見逃してしまいがちですね。
しかしそのままにしておくと攻撃行動に発展してしまうこともあるので、
4〜5ヶ月齢までに直すのが理想です。
では、実際どのようにすれば、
あなたの子犬ちゃんは甘噛みをやめてくれるのでしょうか?
いきなりですが、
最初から今回の最大のポイントを言ってしまいます。
「噛んだらとにかく無視!」
遊んでいる最中などに手に歯があたったり、噛んでしまうことがあったら、
すぐに遊びはストップして、何も言わずに完全無視をするようにしましょう。
こうすることで、
犬ちゃんは「噛んだら遊んでくれなくなるんだ・・・」と学習するようになります。
もし噛まれてしまった時、
飼い主であるあなたがしてはいけないことが2つあります。
まず、1つ目。
声をあげて騒がないことです。
子犬ちゃんの歯があたったり噛まれたりしたら、つい驚いて騒いでしまいがちではないでしょうか。
飼い主さんが「キャー!」と騒いでしまうと、
犬は「たのしそう!」「遊んでくれるんだ!」と認識してしまい、
「噛む=楽しいことがある」と学習することになってしまいます。
次に、2つ目。
噛まれたとき怒って鼻先や口を強くにぎったり、たたかないことです。
こうして怒ってしまうと犬は恐怖からまた噛んでしまうこともあります。
「触られるのが怖い!」「人の手が怖い!」と
感じるようになることもあるので注意が必要です。
しかし、噛むものがまったくないというのは
犬ちゃんにとってはストレスです。
そのストレスを発散させるためにもひっぱって遊べるような、
これは噛んでもいい!というおもちゃ(例えばロープのおもちゃ、かじり木など)を
用意するといいですよ!
この遊びの途中にまちがって人の手に歯があたってしまった場合にも
そこで遊びをすぐストップするようにすると、
噛んだら遊んでくれなくなると覚えていくと思います。
子犬ちゃんも、わたしたち人間のお子さんと同じで、
何度も繰り返し教えていくことで、物事を覚えていきます。
飼い主であるあなたが、根気よくしつけることも非常に重要となってきます。
あなたと子犬ちゃんのより良い関係づくりのため、
当院スタッフがお力になりますので、お気軽にご相談くださいね(^^)
P.S.
今回のブログで紹介した内容を説明した、
動物看護師の三浦作成のリーフレットを当院にご用意していますので、
お気軽にお尋ねください。
もちろん、当院を受診して頂いてのご相談も承っています(^.^)