こんにちは。とおやま犬猫病院の動物看護師、三浦です。
今回はワンちゃんではなく
猫ちゃんの問題行動についてお話したいと思います。
スプレー行為とは、猫ちゃんの尿マーキングのことです。
飼い猫でもノラ猫でも正常な行動といえますし、
オス猫でもメス猫でもおこりうる行為です。
多頭飼いに多く見られ、
同居猫との相性が悪いことも原因の1つかもしれません。
他には窓の外に見える敵対する猫に対してするため、
窓や壁にスプレー行為をしたり、新しく買った家具などにする場合もあるようです。
正常な行為とはいえ、飼い主さんにとっては
様々なところにマーキングされては、たまりませんよね。
本ブログで、いくつか具体的な改善策を紹介するので参考にしてみてください。
①避妊去勢手術を行う
手術を行うことで高い確率でスプレー行為が減少するとされ、
具体的な数字でいうとオスでは90%、メスでは95%でスプレー行動は減少すると報告があります。
②ストレスを軽減する
多頭飼いであるなら、猫ちゃん同士を別々の部屋にわけて、
1匹で過ごす時間を作ってあげるのもいいかもしれません。
あとは、飼い主さんは猫ちゃんと十分に遊んであげてくださいね!
③スプレーされる場所を猫ちゃんが嫌がるようにする
・アルミホイルをしく
・水分を含んだものをしく
・ガムテープなどの粘着面を上にして置く、など
猫ちゃんが上に乗りたくないような工夫をする方法を試してみてください。
他には、ご飯や水を置く、猫ちゃんの嫌う植物等を置く
などの方法もあります。
その他、猫ちゃんのトイレは飼っている頭数+1の数を用意するといいといわれています。
スプレーをしてしまった壁などの場所は
においが残っていると再びその場所でしてしまいますので、
においが残らないようにしっかりと掃除することが大切です。
これらの他にもいくつか方法がありますので、
詳しく知りたいという方は気軽にご相談ください(^^)!
TEL:0573-67-8288 岐阜県中津川市千旦林1386−1 とおやま犬猫病院 院長/獣医師 遠山 伸夫