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4月は狂犬病集合注射@中津川市

Wednesday, March 29, 2017

こんにちは。とおやま犬猫病院の院長、遠山伸夫です。

 

今回のブログは、犬ちゃんとわたしたち人間にとって非常に重要である、

【狂犬病予防注射】についてのお話です。

 

狂犬病は感染した動物に噛まれるなどして伝染っていくウイルス性の感染症です。

適切な治療を行わず発病してしまった場合、致死率ほぼ100%という恐ろしい病気です。

WHOは狂犬病による世界での年間死亡者数は60,000人以上と発表しています(2014年)。

 

現在、日本は厚生労働大臣が狂犬病清浄地域と指定しており、

日本国内で狂犬病の発生はありません。

これは日本が島国だからでもありますが、

犬ちゃんの飼い主さんが毎年の狂犬病予防ワクチンをかかさず打っていることが大きな理由です。

 

 

しかし、最近は小型犬の飼育頭数が増えており、

「うちの子はあまり外にも行かないし、他の犬ちゃんとケンカしないからと、

狂犬病予防ワクチンを打たなくても大丈夫でしょ?」

と獣医師のわたしに相談される方もごくたまにいらっしゃいます。

 

じゃあ、実際に狂犬病予防ワクチンを打たなくても、

将来的に日本で狂犬病が発生しないでしょうか?

 

 

ここで、実際にあった重要な事例を挙げましょう。

みなさんも知っており、日本と同じ島国であるインドネシアのバリ島で、

狂犬病の発生が無かったために犬ちゃんへの狂犬病予防ワクチンをしていなかったそうです。

しかし、違法持ち込みの犬ちゃんが原因でバリ島で狂犬病が流行してしまい、

2008年以降、150人以上が狂犬病で亡くなっている事実があります。

 

バリ島の例であるように、島国であれば狂犬病の犬ちゃんが入り込んでこないわけではないのです。

検疫をすり抜けて狂犬病にかかった犬ちゃんが入ってきた場合、

あなたの犬ちゃんへの感染する可能性があるだけでなく、

われわれ人間へも感染し、残念ながら命を落とす危険性もあるのです。

 

また、あなたの大切な犬ちゃんが狂犬病と診断されたとしましょう。

感染の拡大を防ぐために、隔離されてしまうだけでなく、

もしヒトに噛み付いてしまう危険性がある場合は殺処分もやむを得ないのです。

(狂犬病予防法第3章第9条「隔離義務」)

ただし、毎年の狂犬病予防ワクチンを打っていれば、確実に予防できるウイルス性疾患なのです。

犬ちゃんを飼っていて、自治体に犬ちゃんの登録を行っている方には、

3月ないし4月中に狂犬病集合注射の案内が書いてあるハガキが届きます。

 

狂犬病予防ワクチンは自治体が指定した日時と場所で行われる集合注射で行うこともできます。

この地域であれば、中津川市は4月、恵那市は5月となっています。

 

 

また、動物病院であれば基本的に一年中、狂犬病予防ワクチンを打つことができます

狂犬病予防ワクチンを集合注射で打つか、動物病院で打つかは

飼い主さんであるあなたが決めてOKです。

 

 

集合注射で打つことのメリットのひとつとして、

動物病院まで連れて行かなくても家の近くで行えることがあります。

しかし、獣医師として集合注射の心配なデメリットもあります。

 

そのデメリットは、

①様々な大きさや性格の犬ちゃんが一箇所に集まるため、他の犬ちゃんとケンカしたり、いつもと違う状況でパニックなり逃げ出してしまったりする可能性がある。

 

②集合注射の性質上、各会場の時間が限られており、完全な身体検査の上でのワクチン接種は実際のところ困難となってしまう。

 

③犬ちゃんの健康面やしつけなどの相談を十分に受けられない。

 

④万が一、狂犬病予防ワクチンに対してワクチンアレルギーなどを発症した場合、近くの動物病院まで移動しなければならないため、治療の開始が遅れてしまい場合、重症化したり亡くなってしまう危険性がある。

 

⑤パグやフレンチブルドックなどの短頭種の犬ちゃんが、気温の高い日に野外での集合注射で熱中症になってしまう危険性がある。

 

 

獣医師であるわたしのオススメは動物病院で狂犬病予防ワクチンを打つことです。

 

なぜならば、当院であれば以下に示すように集合注射でのデメリットを全てカバーできるからです。

①他の犬ちゃんが入ってこれない診察室で、落ち着いて診察が受けられる。

 

②体温測定や視診・聴診・触診など必要な身体検査を時間をかけて行うことができ、異常が認められ

るようであれば、その場で適切な検査を受けることができる。

 

③狂犬病ワクチン以外の健康面やしつけ方法などの質問も対応可能。

 

④充実した院内施設により、その場でワクチンアレルギーへの迅速な対応が可能。

 

⑤病院内はエアコンによる温度管理がしてあるため、熱中症になりづらい。万が一、熱中症を疑う症状が出ても、これも迅速に院内で対応可能。

 

 

以上の集合注射と動物病院でのメリット・デメリットを考えた上で、

毎年の狂犬病予防ワクチンを忘れずに、あなたの大切な犬ちゃんに接種してあげましょう。

 

 

P.S.

春の予防シーズンは狂犬病予防だけでなく、フィラリアやノミ・マダニ予防の始まりでもあります。

当院にて狂犬病予防接種とともに、そのフィラリアやノミ・マダニ予防も合わせて行うことができますので、お気軽にご相談ください。

 

また、6月30日までの期間限定で2017春の健康診断キャンペーンも行っていますので、ぜひあなたの大切な犬ちゃんの健康診断も年1回以上は行ってあげましょう。

 

 

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